グッディーレの特徴
グッディーレの専門的療育
ABA理論(応用行動分析)に基づく療育プログラム
グッディーレでは、発達障害の分野で幅広く活用・実践されている現代ABAの源流である アメリカのロヴァース博士の研究(O.I.Lovaas, 1987, Behavioral Treatment and Normal Educational and Intellectual Functioning in Young Autistic Children)の理論に基づいた療育プログラムを提供します。
週40時間の訓練を行った自閉症スペクトラム障害児20人中9人(45%)が普通学校へ進学し、ほぼ全員が今も一般社会の中で生活しています。それまでは施設での生活を余儀なくされていた自閉症スペクトラム障害者の世界を大きく変えることになった実践的かつ歴史的な研究で、その後のフォローアップ研究でもその効果が確認されています。
ABA (Applied Behavior Analysis:応用行動分析) は、人の行動を個人内の問題とせず環境(人や物)との相互作用の結果として捉えることで、新しい行動の獲得や問題行動の解決などに応用していく理論と実践の体系です。1930年代にスキナー(B.F.Skinner)によって行動分析学が生み出され、現代ではその応用(行動分析)として教育や医療、スポーツ、経営など様々な分野で確かで著しい効果を上げています。それぞれ目標は違いますが同じ原理を応用して望ましい方向へ導くような、いわば車のエンジンのようなものです。
A(Antecedent):行動前の状況
B(Behavior) :行動
C(Consequence):行動の結果
▼問題行動の発生
▼強化せずに無視による消去
▼望ましい行動を強化!
早期療育の重要性
ロヴァース博士らの研究により、療育を始めるのが2・3歳~と4・5歳~では、2・3歳~の方が効果が高いということがわかっています。もちろん、その年齢を過ぎてしまったからといってABA療育の効果がなくなるわけではありません。しかし、幼い子どもにとっての数ヶ月はとても長い期間です。療育を始めるのに「遅すぎる」ということもそうですが「早すぎる」ということも全くありません。むしろ早いほど良いと言えます。
最先端の右脳教育
グッディーレでは、「教育」といっても、カッチリとした詰込み型の 「お勉強」 を推奨している訳ではありません。
幼児期における特性を考慮しつつ、右脳の発達にとても有効とされている 『集中力・記憶力』 を育てることで有名な「フラッシュカード」はもちろん、お絵かきや絵本の読み聞かせや音読で言葉に親しむこと、パズルやブロックで指先の感覚を鍛えること、身体をたくさん動かして遊ぶことなどを行います。
脳のシナプスの生成は、0歳~3歳にかけて、ピークを迎えますが、そこから、20歳にかけて発達し続けるため、3歳を過ぎてしまったからと諦める必要はありません。
療育は、早ければ早いほど、高い効果を得られます。3歳以降では、記憶・理解・思考・情操を司る前頭前野が発達します。グッディーレでは、脳の発達のメカニズムを認識した上で、幼児期の特性に配慮し、お子様が楽しみながら、能力や興味を高め、生きる力を高めるためのプログラムをご用意しています。
アナログのチカラ
現代は、情報化が浸透し、デジタルが重視される時代です。コンピューターやスマートフォンなど情報技術やテクノロジーを使いこなせるデジタルな力は、使えて当たり前の時代になっています。
ですが、どんなに時代は進んでも、社会を築くのは、ヒトです。多くのヒトが存在する社会の中で、生きていくためには、人と人が物理的に接したり、会話により、自分自身の考えを表現したり、相手を説得し、納得させたり、共感しあい、良好な人間関係を築いたりするための、アナログのチカラがとても大事であると考えます。グッディーレは、こんな時代だからこそ、社会を生き抜くために必要なアナログのチカラを大事に育てていきたいと考えています。そのために、昔ながらの遊び(コマ回し、けん玉、おはじき、お手玉など)を療育に取り入れています。